本記事では、5年間通い続けた教室について5歳の子どもにインタビューを行い、子どもの目線から通い続けている理由を考察します。
新鮮な場所で様々なおもちゃで遊ぶ楽しさや、人々の反応を得る喜び、家で練習した成果を披露できる充実感など、子どもたちが楽しみながら通い続ける要素を紹介します。
また、実例として「かず丸」の場合を取り上げています。日常生活における人々の交流や豊かな体験を見直すきっかけとなれば幸いです。
5年間通った教室について5歳の子どもにインタビュー
幼児教室に通って5年以上経過した息子に教室の感想をインタビューしました。
- 0歳2ヶ月〜 ベビーパーク
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妻の帰省先でベビーパーク体験会参加&入室、居住地に戻ってから現在の教室に変更
- 3歳0ヶ月〜 トイズアカデミージュニア
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そのままトイズアカデミージュニアに進級。
- 3歳6ヶ月〜 キッズアカデミー
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少し飽きていたのでキッズアカデミーにクラス変更
- 4歳0ヶ月〜現在 トイズアカデミージュニア
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やっぱりバラエティ豊かな項目をやるトイズアカデミージュニアが楽しいとなって出戻り
- ベビーパークは楽しいですか
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楽しい
- 1番楽しかったことはなんですか
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かず丸(※トイズアカデミージュニアで主に扱う教材)で遊んだこと
- かず丸はどんなところが楽しいですか
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計算をいっぱいできるところ
- ベビーパークはお友達にもおすすめできますか
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多分、ね…
残念ながら、「多分、ね」という曖昧な結論になってしまいましたが、理由は特定できませんでした。
たくさんの教材の中でも、「かず丸」は大変好評で、5歳を過ぎても楽しみ続けています。
慣れてきてからは、自分で操作し、親や妹に問題を出して遊んでいます。
また、球を取り出してピタゴラスイッチのようなコースを作り、転がして遊んでいる様子もあります。
子どもが楽しみながら通い続ける理由についての考察
子どもたちが楽しみながら通い続ける理由は、主に3点が考えられます。
通い続ける理由:3つの楽しい
- 新鮮な場所で様々なおもちゃで遊べることが楽しい
- 人々が自分の取り組みを見てくれて反応してくれることが楽しい
- 家で練習した成果を披露できることが楽しい
それぞれを説明していきましょう。
新鮮な場所で様々なおもちゃで遊ぶことが楽しい
レッスン項目 | 特徴 |
---|---|
平均台渡り | ・親と手を繋いで細長い台の上を歩く ・少し緊張気味 ・渡り終えた後の達成感と笑顔がたまらない |
ボール遊び | ・大きめのボールを弾ませる ・キャッチする ・両手繋ぎジャンプで飛び越える |
百玉そろばん | ・大きいそろばん球を指で動かす ・一つずつ動かすのが難しい ・段々数字を数えながら動かすまでに上達していく |
フラッシュカード | ・「絵」「数字」「写真」のカードを次々と見せていく ・いつも釘付けで見ている ・「いつくしまじんじゃ」などの難単語をいつもまにか覚えていてびっくりする |
お歌 | ・日本語の歌と英語の歌を聴きながら歌う ・「歌詞」や「音符」を指でなぞりながら歌う |
工作 | ・ハサミやノリを使って工作をする ・題材は「クリスマスツリー」など季節もの ・「ハサミの使い方」を親子で学べるのは貴重な体験(家でも安心して取り組める) |
自宅にない教材を使って、親子で充実した体験ができます。例えば、ハサミの使い方を親子で学ぶことができたのは、貴重な経験でした。
おうちで工作をする際にも、共通のルール(渡すときは「メガネでどうぞ」、切るときは「お腹から前へ」など)があるため、安心して子どもの活動を見守ることができました。
おかげで、子ども自身も自分の工作スキルに自信を持つようになりました。
人々が自分の取り組みを見てくれて反応してくれることが楽しい
親以外の人たち、例えば先生やクラスの親子からも、たくさんのプロセスを見て褒めてもらえることがあります。
このご時世で家や保育園以外での交流が限られていたため、このような機会があることは非常にありがたいと感じていました。
家で練習した成果を披露できることが楽しい
毎週通えることで、「成果」や「ステップアップ」を確認しやすくなります。
「数字を10まで数えられるようになった」「ハサミの使い方が上達した」などの成果を披露できる機会があることは、「あきらめない気持ち」や「粘り強さ」を刺激する一つの要因になると感じています。
例:「かず丸」について
「かず丸」が大好きな息子ですが最初はうまく扱うことができませんでした。赤い球の数を正確に数えられなかったのですが、
それでも、
- ガチャガチャと変化するのが楽しい
- 人と一緒に取り組めるので楽しい
- 先生に会って成果を見てもらえるのが楽しい
という前向きな取り組み方のおかげで、楽しみながら続けることができました。
その結果、数字の計算が得意になり、自信を持つことができたと思います。
「人々の交流」や「豊かな体験」が日常生活にあるかどうか見直してみましょう
自宅や保育園以外にも、定期的に交流できる人がいるか、また習慣的にプロセスや成果を確認できる場があるかどうかも確認しましょう。
このような環境があれば幼児教室は必要ない場合もありますが、そうでない場合は、幼児教室を検討することも一つの手段と考えられます。
また、時間に余裕がない方は特に、幼児教室の検討をおすすめします。
忙しい生活では、ネガティブな感情が湧き上がったり、夫婦間の会話が減少してしまうことがあります。
そのため、子育てに対するポジティブな気持ちを思い出し、家族間のコミュニケーションを活性化させるためにも、教室の時間は大切なものになります。
まとめ:3つの楽しさが続ける理由
以下にまとめます。
通い続ける理由:3つの楽しい
- 新鮮な場所で様々なおもちゃで遊べることが楽しい
- 人々が自分の取り組みを見てくれて反応してくれることが楽しい
- 家で練習した成果を披露できることが楽しい
自宅や保育園以外で定期的に交流できる人がいる場所や、習慣的にプロセスや成果を確認できる場を見つけましょう。
特に時間に余裕がない方には、幼児教室を検討することをおすすめします。
忙しい生活の中で、ネガティブな感情が湧き上がることや夫婦間の会話が減少することがあるため、子育てに対するポジティブな気持ちを思い出し、家族間のコミュニケーションを活性化させるためにも、教室の時間は重要です。
子ども自身にとっても、楽しく充実した日常生活になることが期待できます。幼児教室の導入を検討してみてください。
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